高校生のころ、反抗期まではいかないのですが、とにかく家から出たかった。
当時バンドブームで、大好きだった地元のアマチュアバンドがプロになり上京。
東京行きたくて、どうしたらいいか計画を立てました。
ちなみに私は3人兄弟の末っ子。
兄→県内外の大学受かったが、父方祖父母の反対があり県内に進学。
(祖父母は跡取りと言っていたが名家でもなんでもない一般家庭。)
姉→高卒で県内に就職
私→私学女子高。勉強嫌い。とにかく東京行きたい。でもまだ就職したくない。
親は猛反対。
じゃあどうしよう。
まずバンド好きだったので、音響専門学校をターゲットに。
(音楽業界に就職したかった)
その学校は推薦入学制度というのがあり、高校の推薦状を送れば合格できるものでした。
さっそく担任に推薦状お願いし、書類送って合格通知来ました。
次。お金をどうするか。
親は一切金出さないと言ってきた。
(こう言えば私が諦めると思ったらしい)
学費もなんだけど、住むところと生活費どうするか。
高校生になると進学情報ブックなる分厚い本が送られてきたりするんです。
今もそうなのかしら。
学校情報や奨学金制度についていろいろ載っていて。
読み漁りましたね、奨学金制度のページ。
私の場合、
若さの勢いで(笑)、新聞奨学生になることを選択。
住居も用意してくれるのが決め手。
親に制度を説明して説得。
母が先に折れて、父を説得してくれました。
これで準備は整い、高校卒業して上京!!
初めての一人暮らしは風呂なしアパートの2階。
築も古く壁も薄く、隣の部屋からは尾崎豊が、
下の部屋からはアルフィーが聞こえてきました。
家を出るまで料理洗濯、親にまかせっきりだった私。
親の有難みを知る。
ああ懐かしい。
一日のスケージュールはこんな感じ。
朝刊配達 → 通学 → 帰ってから夕刊 → 集金
新聞社によって制度も金額も違います。
ネットで奨学金返済するのが大変というのをよく見かけます。
今もし金銭的に進路で悩んでいる人は、
働きながら学ぶ方法もあるのを知ってほしい。
新聞社だけでなく、
他にも奨学金制度がある仕事はいろいろあります。
自分に合った方法を探してみてください。